山椒の木がほしい

東洋哲学

「実家の畑に、山椒の木を植えてほしい」と祖母にリクエストしたところ、「デッカい虫つくど!」「一度畑に植えたけど、すぐダメんなった」とのことで、願い叶わず。

龍樹鍼灸院のバルコニーで鉢植えで育てられないこともないのですが、巨大な虫がたくさんついても困るしなぁ…と思い、祖母に聞いてみたのでした。

実は5年前の6月に祐気採りで島根県・隠岐島に行ったのですが、その時がちょうど山椒の季節だったようで道の駅のようなお店には島で採れた山椒の実がズラリと並んでいました。

自分用のお土産に1袋購入して帰りましたが、香りが強くてクセになる美味しさで、あの時の山椒が今でも忘れられません。


香辛料や漢方薬としても用いられる山椒。

実は体質的には唐辛子よりも山椒の方が合っている人も中にはいますし、日々の料理に少しプラスするだけでも美味しさが際立ちます。

山椒は健脾、理気作用が強いので食べると気が巡ってスッキリします。(もちろん食べ過ぎには要注意)

病院でよく処方される漢方「大建中湯(だいけんちゅうとう)」にも、山椒が含まれています。

〜あとがき〜

山椒につくデッカい虫って一体何…!?と思い調べてみると、青虫系がつくようでアゲハチョウの幼虫が葉っぱを食い散らかしてしまうケースが多いようです。

山椒の成長には害ですが、アゲハチョウも可愛くて好きなので複雑な気持ちになりますね。

↑写真は花畑のミカンの木から羽化したナミアゲハです。

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