薬園に行ってきました/漬物の話

生薬・漢方

結構前の話ですが、北海道医療大学の薬園を見学する機会がありました。

ここでは珍しい生薬も栽培されていて、わくわくしながら観察していました。

毒性のある珍しい植物もあったのですが、写真を撮り忘れてしまいガッカリ…


ヨモギは私たちが普段治療で使っているお灸のもぐさの原料となる植物ですが、種類がたくさんあって驚きました。

私の畑に自生しているヨモギとも、葉の形や色が違っておもしろいです。


そのうち、畑で生薬を育ててみたいのですが、気候的に難しいものもたくさんあるようです。逆に、北海道だからこそ栽培しやすいものもあるとのこと。もっと勉強しなくてはいけません。

野菜もそうですが、「よし!これは育つだろう!」と自信満々だったものが全然ダメで、むしろあまり期待していなかったものが「なんでこんなに豊作?」といったことが頻繁にあります。

栽培方法や土壌の質も関係しますが、うちでは今年キュウリが毎日30本くらい採れて「またこんなにキュウリ…」といった状態です。

しかも祖母が「採ったキュウリ、全部漬ける」と言い出し、大樽にキュウリを漬けまくって大変なことに。もう、大樽が4つ目。親戚やご近所に配るそうですが、「さすがにこんなにいらないよ…」と言っても聞く耳もたず。

漬物つけるのを少し手伝いましたが、結構労力いるんですよね。現実的な話をすると、根気強さ、時間、もちろんぬかや塩などの材料費も大量に漬ければ漬ける程かかります。

冬場に漬ける郷土料理の「いずし」の時もですが、鮭を数万円分購入するので「我が家は、毎年漬物代で一体いくらかかっているのだろう…」と思ってしまいます。

しかし、今ではこういう事を直に見て学べる場は少ないです。今のうちに、祖母から学べることはどんどん吸収しなくては、と思いながら手伝わさせてもらっています。

~あとがき~

北海道医療大学は石狩郡当別町にあり、JR札幌駅から45~50分ほどの都心部から結構離れた所にあります。

周辺は畑だらけの立地なので「何もなくて大学生活がエンジョイできない」と、学生から言われているようですが、私は当別町が結構好きです。

親戚が当別町で農家をしているので、子どもの頃よく遊びに行ったり、当別神社の大きな祭りに連れて行ってもらった記憶があります。

当別町へは普段は車で移動するので、JRに乗って向かうととても新鮮でした。新しくできた「ロイズタウン駅」で人がぞろぞろと降りていき、外国人観光客がこんなところにまで!と思いました。

そして当別町を代表する北海道医療大学が、数年後に北広島市に移転するのでみんな大騒ぎ。大学だけではなく、なんと町民や周辺の札幌市民が通っている大学病院までもが移転します。一体どうなってしまうんだろう?と、ご近所の皆さんも話していました。

エスコンフィールドなどで盛り上がっている北広島市は、大学と病院の移転で、もっと人が集まって賑わうでしょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました