痩せ男は生きていけない!?

暮らし

ビニールハウスの骨組みをフックバンドで止める作業をしましたが、天気はあいにくの暴風雨。大きなポプラの木が風に揺られてゴォーゴォーと音を立てています。

バンドの形状が知恵の輪みたいだから、この作業を「ちえのわ」と祖母たちは言っていたそうです。

長時間の作業は風寒でやられてしまいそうですが、小屋に入らない限りはどこにいても風が吹き曝しなので、ダウンジャケットを着て軍手と長靴の装備でも、身体が芯から冷え込みます。


この篠路・拓北地区は、入植時から風が強い地域と言われてきました。

祖母が現役農家時代に、内地からゴボウの買い付けに来ていた業者が「痩せ男はここじゃ生きていけん」と話していたんだとか。内地の人たちの間では有名な話だったそうです。

おそらく、風が強すぎるから吹き飛ばされていってしまう、病弱な人は長生きできない、という表現だったのでしょう。

この悪天候のなか、祖母が鉄の骨組みを素手で作業していて驚きましたが、過酷な自然環境の中で何十年も仕事をしてきた祖母だからこそ、こんなにたくましいんだな…と思い尊敬しています。


天気が悪く作業ができないので、あとは足りない苗ものを大量に購入。家庭菜園でも比較的育てやすいプリンスメロン、楕円形の小玉スイカ・マダーボールなども今年は植えます。

苗ものは、天気の良い日にどんどん植えていきます。

~あとがき~

やっぱり未だに山椒の木がほしいのですが、ホームセンターには売っていませんでした。種屋さんに行くか、ネットで購入するしかなさそうです。

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