その鍼、大丈夫?

鍼灸

季節の変わり目に不調が現れる方が多いのは例年通りですが、今月はとても忙しいです。

アクセス数も急増しており、鍼灸がメディアで取り上げられる機会が増加した背景もあるでしょう。

当院は鍼が初めての新患さんだけでなく、鍼を今までに受けてこられた患者さんも多いです。

あちこちで鍼を受けたことがあるという方に毎回お伺いするのですが「どんな鍼を受けていましたか」と聞いても、「よくわからない」という方が実は大勢いらっしゃいます。

もちろん、治療中は鍼を打たれている瞬間をまじまじと見ているわけではないので、どんな治療をされているのか分からないかもしれません。


ですが、たとえば中医的にツボを使ったとか、トリガーポイントを狙って打ちましたとか、説明を受けていればなんとなくでもイメージは湧くはずです。

「なんでもいいからとにかく痛みがとれたら良い」「結果的に不調が改善すれば、それでいい」

もちろんこういった方もいらっしゃるでしょう。

ただ、同じ鍼灸師として、仮になんの説明もなく鍼を打ち「ハイ、今日はこれで終わりです」「固さが取れてよくなりましたね」「また来週来てください」くらいの言葉で済ませているとしたら、あまりにも横着しすぎていると私は思います。

鍼灸学生時代にあちこちで鍼を受けたことがありますが、実際にはそんな簡略化しただけで、全く説明になっていないような言葉で治療が終わることも、多かったです。

そういった点でも、私たちが取り組んでいる反応点治療は神経生理学の仕組みを患者さんに説明して納得の上で鍼治療を受けていただけるという良さがあります。

この部分に関しては、自信を持って言えますね。自分が納得した方法で治療をするのは当たり前のように思えますが、現実はそうではなくシステム化・簡略化されたものを提供しているところも多いです。

セルフケアについても、ほとんど説明をしない院もありますね。治療を受けながら、ケアで自分自身で良くするということも本当は大切なのですが。

独り言のようにつらつらと書きましたが、最近常に思うことを綴りました。



〜あとがき〜

今日のテーマとは少し話がズレますが、個人的に思うのは、男女共にものすごく高圧的な態度を取る治療家もこの業界ではよく見かけます…

まぁ地域性やその他の要因もあるんでしょうが、そんな治療家にはなりたくない…というか、なかなかなれないです。

共に歩んでいく姿勢や態度がなければ、治療家はつとまらないと思います。

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