人も植物も

植物

トップ画像は、畑の野生ヨモギです。

畑や原野などあちこちにたくさん生えているので、加工してお灸用モグサにできないかなぁと考えています。

左側が野生ヨモギ

モグサにするなら、大量に収穫し、乾燥させる場所もとりますし、けっこう手間がかかるのでまだ実行できていません…


ちなみに治療で使っている「せんねん灸」は、このヨモギが原料になっています。

葉っぱが全部原料になるわけではなく、ヨモギの裏側の白い「線毛」の部分だけが使われます。(せんねん灸のモグサは野生ではなく、きちんと栽培されたものです)


畑仕事をしていて実感するのは、「人も植物もおんなじだなぁ」ということ。

例えば、朝イチにビニールハウスの野菜へ水やりをしなくてはなりませんが、冷たい水をいきなりあげるのはNG。

予め汲んでおいた常温の水でなければ、土の温度が下がってしまい、根が冷えて植物がストレスを感じてしまいます。

冷たい水をあげ続けると、発芽しなかったり、枯れてしまうこともあります。

私はわざわざ水温を測りませんが、前もってボトルにたくさん水を汲んでおきます。ちなみに水やりの水温の適温は、15℃~20℃です。

人間も、冷飲食をすると冷えてお腹を壊したり、シャワーやお風呂の時に寒い浴室にいきなり入るとヒートショックを起こすことがありますよね。

そう考えると、人も植物もおんなじです。


私は治療中によく「お部屋の温度大丈夫ですか?」「暑くないですか?寒くないですか?」と聞きますが、理由は治療中に気温が適温でないと効果が半減するからです。

気温の影響は、人も植物も同じように受けるのです。

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