6/24(土)龍樹会 印相と脳波

龍樹会

この日は、手印を組むような動きがおもしろくて印象に残っています。

印を組むことによって指先への意識が高まるだけではなく、組みながら動かすことで自然に身体の緊張も緩和され、楽に動けるように感じました。

印相はサンスクリット語ではムドラー(मुद्रा、mudrā)と言いますが、印に関する本が一時期多く出版されていたようなので、ご存知の方も多いかと思います。


手印に関しては、三重大学医学部の「印を結ぶことで脳波・副交感神経に変化が見られた」という実験が興味深いです。

https://www.j-cast.com/2016/03/19261586.html?p=all

記事によると元ラグビー選手・五郎丸歩さんの「五郎丸ポーズ」も印を組むようなポーズで、集中力を高めパフォーマンス向上へ繋がるのでは、ということです。


脳地図の身体部位の中で、手の占める割合は多いため、手の運動が脳波に影響を与えるのではないでしょうか。

アニメで楽しく学ぶ脳と神経のお話

手印により、脳がリラックスしながらも研ぎ澄まされた状態になります。日常生活の小難を無難にするためにも、降り掛かる事象をキャッチできる状態を常に創り出しておくことが大切です。


〜あとがき〜

三重大学には部活としては全国でも非常に珍しい「忍者部」があります。

https://www.mie-u.ac.jp/students/activities/club-circle/ninjaclub.html

また、三重大学大学院人文社会科学研究科・地域文化論専攻(修士課程)の入試科目には「忍者・忍術学」があります。

講座も、おもしろそうですね。

三重大学,人文学部・人文社会科学研究科
三重大学人文学部・人文社会科学研究科のホームページ

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