〈春菊〉という名前からして、春に収穫できそうなイメージがありますが、実は11~2月頃の秋冬が旬の食材です。ハウス栽培により、比較的通年スーパーで見かけますが、今がちょうど食べ頃の時期です。
地域によっては「菊菜(きくな)」という呼ばれ方もされており、東アジアではよく食べられているキク科シュンギク属の植物です。
「春菊をどうやって食べていいのかわからない…」という声もよく聞きますが、鍋料理に使ったり、ごま和えや天ぷら、味噌汁にしても美味しく食べることができます。
今まで調理をした方が食べやすいと思っていたのですが、加熱すると苦味が増すようです。春菊の苦みがニガテという方は、生のまま食べる方がオススメです。
調べてみると、春菊を使ったおしゃれなサラダのレシピもたくさんありました。
春菊レシピ特集 | とっておきレシピ | キユーピー (kewpie.co.jp)
実は春菊は古くから「食べる風邪薬」として用いられるほど薬効が高い植物で、薬膳でもよく使われる食材です。
ほどよい甘みと辛み成分が、胃腸や肺機能を補い、整腸作用や皮膚粘膜の強化をサポートしてくれます。春菊はまさに風邪が流行しはじめる冬に、予防・免疫力アップ促進として積極的に摂りたい植物です。
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